ドット絵とは1pixelで描かれる絵で、ファミコンなどのゲームで主流でした。そんなドット絵を描いて、いざ保存してアイコンなどに使用したらぼやけてることがあります。
保存する前に拡大をしてもぼやけてしまうことがあります。

ドット絵を描くサイズは16×16px、32×32px、64×64px、128×128pxとありますが、個人的に32×32pxは全身よりワンポイントのイラストが描きやすかったです。
実際のサイズはかなり小さいので、SNSのアイコンに設定するには拡大してあげる必要があります。

Procreateからドット絵を描く方法は次の記事をご覧ください。
今回はお絵描きアプリProcreateからドット絵を劣化させずに拡大する方法と、画像編集アプリPhotoshopから行う方法をご紹介します。

目次
Procreateから拡大

Procreateからキャンバスサイズ32×32pxでドット絵を作成したとします。
まずはキャンバスサイズを大きくします。
キャンバスサイズを変更1000×1000px

🔧設定から「キャンバス」の「クロップ&サイズ変更」をタップします。
角の枠をドラッグすることでサイズ変更ができますが、今回は設定からピクセルを入力します。
設定をタップして1000×1000pxと入力し、「完了」をタップします。
ニアレストネイバー方で拡大

キャンバスサイズを大きくしたら、ドット絵が左上に小さく表示されます。

選択ツール①をタップしたら「均一」②を選択し、リセットの左にある補間方法に「バイリニア法」③が選択されているかと思いますが、こちらをタップして「ニアレストネイバー法」④を選択します。
ニアレストネイバー法を選択した状態で、ドット絵を拡大します。
拡大中はぼやけているけど、確定するとはっきりとしたラインでぼやけることなく拡大することができるよ!



河童のドット絵がきれいに拡大できているね!
Photoshopから拡大
今回はお絵描きアプリから作成した32×32pxのドット絵をPhotoshopできれいに拡大してみます。
Procreateからドット絵を描く方法は次の記事をご覧ください。
画像を読み込む

作成したドット絵をPhotoshopで開きます。

作成したドット絵をPhotoshopで開いたら、「イメージ」から「画像解像度」をクリックします。
サイズ変更:ニアレストネイバー法

画像解像度の幅と高さを1000pxにして、解像度を「300」にします。
再サンプルを「ニアレストネイバー法(ハードなら輪郭)」にして「OK」をクリックします。
PNGとしてクイック書き出し

ドット絵を拡大できたら「ファイル」>「書き出し」>「PNGとしてクイック書き出し」で画像を保存して完了です。

以上がProcreateからドット絵を拡大する方法と、Photoshopから拡大する方法でした。



ドット絵は印刷して飾ってもかわいいですね!写真用紙に印刷したので発色が良かったです。
使用した用紙はこちらになります。
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